田中広輔が先頭打者ホームラン、4回表には、エルドレッドがソロホームランで2点リード。
先発ジョンソンとくりゃ、有利に試合を進め、勝ちだろうと思っていました。

でも、そうはいかないのが野球ですかね。

その4回裏、2アウトから、ショート田中広輔の痛いエラーで1点、ただでやりました。
ここまでなら、まだいいのですが、このあと村田のレフト前ヒットで同点、これで流れが変わったと思います。

それが、7回表と8回表に出たと思います。
見極めのない緒方孝市監督の動かない「祈りの采配」です。

7回表、先頭エルドレッドがヒット、鈴木誠也の2塁打で、ノーアウト3塁、2塁。
ビッグチャンスです。
バッターは7番堂林翔太、ここは代打だろう。
と、思ったがなんとそのまま堂林翔太がバッターボックスへ。

堂林翔太、第一打席は見逃しの三振、第二打席はピッチャーゴロ、相手ピッチャー田口に全然合っていません。
そして、8番、9番と続きます。
何が何でも、ここで勝ち越し点が欲しいところです。

ここはどう考えても代打でしょう。
小窪哲也がいるでしょうに。

ここからは、結果論ですが、堂林翔太、ショートゴロ、本塁に突入したエルドレッドは、三本間に挟まれ1アウト、続く石原慶幸はゲッツーでチャンスを潰しました。

ここで流れは更に相手に相手に流れていきます。

流れは相手に流れているのに、8回表、先頭打者ジョンソンをそのまま打たします。
何考えとんじゃ、緒方孝市。
同点の8回表、何で勝ちに行く「策」を取らないんじゃ。
ここで1点取れば、ジャクソン→中崎翔太で「勝ち」じゃないか。
何でただで1アウトにするのじゃ。
勝つ気ないのか。
相手より1点でも多く点を取れば「勝ち」が野球だぞ。

何で、流れを自分のところへ持ってこようと動かないのだよ。
相変わらず、打ってくれ、打ってくれ、よく投げてくれ、投げてくれと祈るだけじゃないか。
これじゃぁ、あきませんがな。ほんまにもう。

5月3日(火・祝)18:00 東京読売 3-2 広島 (東京ドーム)
ジョンソン(8回、113球6安打4三振2四球3失点1自責点、3勝3敗)
ホームラン:田中広輔(初回=先頭打者ホームラン)、エルドレッド11号(4回=ソロ)