菅野にしてやられました。
こんな投球をされると、いかに打撃好調のカープでも打てないですね。
さすがNo.1ピッチャーです。

九里亜蓮も中盤までは互角に投げ合っていたが、菅野の方が1枚上でした。

決めなければいけない時は、きちんと決める。
投げなければいけないところにビシっと決めるコントロールがありました。

去年この菅野に対してよく3勝もしたものだ。
前田健太がいたからか?

九里亜蓮、鬼気迫る投球していました。
6回裏、先頭4割打者の菅野に高いバウンドのショート内野安打、立岡送りバント、片岡ショートゴロで2アウト3塁。
打者はカープ戦によく打つ3番坂本。

この時だったと思います、わたしの記憶では。
外角いっぱいの渾身の投球、ストライク、バッター見逃しの三振。
となるはずが、審判はボールの判定。(バッテリーは完全にストライクと思ったし、見ている私もそう思いました)
ここで微妙に心理状態が変化したのか、九里亜蓮、次の投球がやや甘めに入り、三遊間レフト前に運ばれ先制点を許しました。

ここがこの試合のポイントでした。

ストライクバッターアウトだったら、違った展開になっていたかも分かりません。
それくらい微妙な判定だったように思います。

次の打者、ギャレットに2ラン打たれます。(ここまで尾を引いたのか)

このあたりの心理、即切り替え出来るか、即修正出来るか、というところを磨かなけりゃ一流になれませんね。

九里亜蓮、経験を積んでカープのエースになれるような、今日のピッチングでした。

5月5日(木・祝)14:00 東京読売 4-2 広島 (東京ドーム)
九里亜蓮(7回、96球7安打3三振1四球4失点、1敗)→戸田隆矢(1回無失点)
ホームラン:天谷宗一郎1号(7回=2ラン)