楽天は最下位ですよ。
そんな楽天に負け越し。
どうなってんだ。

中村恭平、5回までは散発2安打、無失点の好投。
打線も、いつものように初回に先制点(田中広輔の先頭打者ソロホームラン)、2回には内野ゴロの間に2点、前半で3点のリードです。

これはどう考えても勝ちペースです。

ところが、6回、中村恭平が突如崩れます。
先頭打者に三塁打、続くオコエの打球は、三塁ベースに当たる不運なヒットもあったが、犠飛、連打で3失点、同点にされました。

緒方孝市監督
「5回までは素晴らしい投球をしていた。6回。あそこが課題だね」
だって。

突如崩れた時(崩れそうになった時)、黒田博樹、前田健太などは、調整能力があり自分で修正出来ますが、まだ経験値の少ないピッチャーは、ズルズル引きずったまま大量失点になる場合が多いです。

こういうとき、いまどんな状況か「見極め」るのが首脳陣の役目です。
カープ首脳陣の傾向としては、そのまま投げさせる場面が多いように感じます。

このあたりをきちんと見極め、続投、交代の毅然とした判断が必要になりますね。

大体いつも、試合後のコメントで「あそこが・・・・だね」と、他人ごとのようなのが多いですね。

6月12日(日)13:00 東北楽天 4x-3 広島 延長11回(コボスタ宮城)
中村恭平(5回2/3、90球7安打3三振3失点)→ヘーゲンズ(1回1/3、1安打1四球無失点)→ジャクソン(2回4三振無失点)→中崎翔太(1回2/3、2安打1四球1失点、3敗)
ホームラン:田中広輔6号(1回=ソロ)