毎回毎回、同じようなことばかりしているカープであり、緒方孝市監督です。

中日に2点先行を許しましたが、岡田明丈の好投もあり、4回表、菊池涼介、鈴木誠也のタイムリーで同点。
6回表には、小窪哲也のレフト線を破る2点タイムリーで勝ち越ししました。
ここまではいつもの勝ちパターンです。

でも、ここから、連日同じような内容が続きます。
好投している岡田明丈、3回の裏、3安打で2点を献上しましたが、それ以外はヒットを許していません。

緒方孝市監督、この時点で2点リード、好投している岡田明丈に代えて、ヘーゲンスをマウンドに送ります。
このところ、リリーフ陣は打たれっぱなしです。
不安が的中、ヘーゲンズは3連続タイムリーを打たれ3点を奪われます。
8回裏は、ジャクソン、好調ビシエドに13号ソロを打たれとどめを刺されます。

連日といっていいほど、リリーフ陣は打たれます。炎上しています。
せっかく岡田明丈が、2失点好投、前回から修正したのに、これじゃぁなぁ、です。

九里亜蓮、戸田隆矢、岡田明丈といった代役といっていい先発ピッチャーが好投しているのに、試合を台無しにしています、リリーフ陣が。

緒方孝市監督のコメント。
「一番状態のいい投手を7回につぎ込んだが。結果的に失敗してしまった。負けたことに関してはベンチ、俺の責任」
と、珍しく俺の責任と説明しました。
勝利の方程式(ヘーゲンズ→ジャクソン→中崎翔太)に関しては、
「形を変えようとは思っていない。(連投が続けば)休ませながら使っていきたい」
だってさぁ。

勝っている時はそれでいいですよ、変えなくても。
今は負けが込んでいるのですよ、同じことをやって。
負けてる時こそ、変えるべき「手」を打つんじゃないんですか。

緒方孝市のこの頑固さ、これが去年Bクラスに落ちた原因ですよ。
過去の経験を活かさないといけないのにこの頑固者はなにもしません。
これじゃぁ、去年とまったく変わらないですね。

ズルズル、ズルずるの気配が辺り一面に漂っています。

5月14日(土)15:00 中日 6-5 広島(ナゴヤドーム)
岡田明丈(6回、86球3安打5三振2四球、2失点)→ヘーゲンズ(1回4安打3失点)→ジャクソン(1回1安打=ビシエドに勝ち越しソロを打たれる、2三振1失点、3敗)

※ここ3連戦の先発投手
九里亜蓮、6回5安打1失点。
戸田隆矢、7回途中5安打3失点。
岡田明丈、6回3安打2失点。
この成績で「勝ち投手」になれないのですよ。
いかに中継ぎがズタズタか分かります。
これでも、緒方孝市監督は代えないのですよ、必勝リレーパターンを。