カープ先発九里亜蓮、7試合4敗、防御率3.55。
読売先発赤星優志、5試合3敗、防御率3.43。
両投手とも未だ勝ち星なしです。
九里亜蓮、今日こそは白星を、小園海斗に先制打、中押し打、ダメ押し打を頼みましょう。

スタメン

今日のスタメンを見た時、何じゃこれ!
どういう意図がある打線なの???
九里亜蓮に白星プレゼントする気のない打線じゃないか、と、思いましたよ。

九里亜蓮、ランナーをよく出しました。しかも、先頭を。
2回、5番坂本にレフト前に打たれ、1アウト2塁1塁から8番泉口(ドラフト4位入団の新人、1割バッター)にライト前、9番赤星のバントでホームセーフ、2点先行されました。
以後九里亜蓮は、毎回ランナーを出しました。

が、今日はカープ打線がめずらしく、
4回、2アウト1塁から期待しなかった0割打者羽月隆太郎が、レフトオーバーのタイムリー2塁打で1点返しました。
5回は、先頭林晃汰がレフト線2塁打、2アウト3塁2塁から今日は3番の小園海斗が低めのボールに食らい付いてレフト前2点タイムリーで逆転しました。
6回には、先頭1割バッター坂倉将吾がライトスタンドにぶち込み、1得点。
ここで、4-2、カープ2点リードです。

九里亜蓮は、6回、先頭岸田に右中間2塁打、送りバントされ1アウト3塁になったところで降板。
森浦大輔に代わります。
ここからは、カープ自慢のリリーフ陣登場。
森浦大輔は、四球を出したがゲッツーに取り、チェンジ。
7回は、矢崎拓也、1アウト2塁1塁になったが、後続を打ち取りました。
8回は、島内颯太郎、2アウト2塁1塁になりましたが、2番オコエをサードライナーに取りチェンジ。
あとは、栗林良吏が、簡単にかたづけて今日もカープの勝っち勝っち。
と、思ったが・・・・・

栗林の30球、江夏の21球

9回表、
先頭3番吉川にセンター前、4番岡本にショートへ深いゴロ内野安打、5番坂本にレフト前に打たれ、レフト末包昇太がちょっともたつく間に吉川はホームに返り1点差に詰め寄られ、ノーアウト2塁1塁。
栗林良吏、大ピンチです。
最近完璧に抑えていた栗林良吏、是対絶命のピンチか。
2塁ランナー岡本が返れば同点、1塁ランナー坂本が返れば逆転、九里亜蓮の白星が逃げてしまいますがな。
バッター6番秋広はファーストゴロ、2塁アウトにしましたが、1アウト3塁1塁です。ピンチは続きます。
7番、途中からマスクをかぶっている小林、普通なら簡単に抑えられるバッターです、が、初球スクイズしてきました。
ファースト(途中からファーストです)二俣翔一、バックホーム。
3塁ランナー代走の重信、間一髪アウト、リクエストでもアウト。(2アウト2塁1塁ですが、暴投があり2アウト3塁1塁になりました、ピンチは続ます)
8番泉口には四球で2アウト満塁になりました。(坂倉との呼吸が合ってないみたい)
バッターは、9番ピッチャー泉の代打萩尾。
ボール、ボールとなりヤバイ、3ボール2ストライクになりました。
しかし栗林良吏は栗林良、最後は渾身のストレート、萩尾空振りの三振、ゲームセット。
九里亜蓮に初勝利をプレゼント。

久し振りに生きづまる戦いを見たような気がします。
昭和54年(1979年)、日本シリーズ近鉄戦、後に「江夏の21球」といわれた日本シリーズです。
この試合テレビでドキドキ、ハラハラ、ソワソワしながら落ち着きなく見ていた記憶が蘇りました。
その時と同じような感じになりました。
あぁ~~勝ってよかった。

2024年 5月18日(土) 広島 4-3 読売

14:00~ マツダ 対戦成績3勝3敗2分、通算36試合17勝15敗4分、3位
○九里亜蓮 5回1/3、26打者97球8安打3三振2四球2失点、1勝4敗
H森浦大輔 2/3回、2打者11球1四球0失点
H矢崎拓也 1回、5打者14球1安打1四球0失点
H島内颯太郎 1回、5打者10球2安打0失点
S栗林良吏 1回、7打者30球3安打1三振1四球1失点0自責点、12s
ホームラン:坂倉将吾3号(6回=ソロ)
試合時間:3時間17分、31,539人

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今日のスタメン
8 秋山翔吾
4 矢野雅哉
6 小園海斗
9 末包昇太
2 坂倉翔吾
7 二俣翔一
5 羽月隆太郎
3 林晃汰
1 九里亜蓮
でした。