佐々岡真司監督の采配で負けた、しかもサヨナラ負け

カープ、遠藤敦志、ここまで６試合２勝２敗、防御率2.48。
前回５月８日の横浜ＤｅＮＡ戦では、８回３失点で２勝目を上げています。

東京読売は、メルセデス、ここまで６試合４勝１敗、防御率2.00。
カープ戦では、３試合投げて１勝１敗です。
手強い相手ではあります。

が、遠藤敦志、前回勝ち、今回も勝ちといきましょう。
そして、３連戦頭を取りましょう。

９回表が負ける予兆

両投手好投のまま、カープ２点リード（２－０）でここまできました。
カープは、出来れば追加点を取って、９回裏、安心して栗林良吏に繋ぐ勝ちパターンだった。

９回、東京読売は高橋に交代。
先頭坂倉将吾が四球、小園海斗が初球をセンター前でノーアウト２塁１塁。

ここで東京読売は畠に交代。
磯村嘉孝が絶妙な送りバントで１アウト３塁２塁。
バッター上本崇司、相手はスクイズを警戒して、ハズす、ハズす、ハズすで四球、１アウト満塁。

私は遠藤敦志に代えて、当然代打（長野久義、松山竜平、堂林翔太もいるのですよ）と思いましたが、なんとなんと、遠藤敦志がバッターボックスへ。（何で？？？？？？）
遠藤敦志は、初球を打って、ショートゴロホームゲッツーでチェンジ。
最悪の結果です。

これで、流れは完全に止まりました。
このまま、９回裏、遠藤敦志が投げると、負けることは、火を見るより明らかです。

９回裏は予想どおり

９回裏は、ピッチャー栗林良吏と思いましたが、遠藤敦志を続投させます、佐々岡真司監督は。
（そういえば、栗林良吏、ブルペンにいましたが投球練習してなかったような・・・、これも何で？？？・・・何かあったのかな？）
佐々岡真司監督の心、たぶん
遠藤敦志、ここまでよく投げた、完封勝利させてやりたい、そうすれば（完封勝利すれば）将来大きく育つはず、というチームより個人を優先させたのでしょう。
この優しさが、勝負師に向いてない証拠です。

９回表、遠藤敦志自身が、流れを止めたことがわからなかったのでしょうか、佐々岡真司監督は。

９回裏、遠藤敦志に投げさせると思っていても、この状況（最悪のゲッツー打を打った遠藤敦志です）なら、予定変更してでも栗林良吏をマウンドに送るべきでしょう。
（栗林良吏に何かあったのなら、他のピッチャーを回の頭から投げさせるべきでしょう。
ブルペンで投球練習していたピッチャーを「回の頭」から投げさせるべきです。
（カープのピッチャーで、回の途中から出て抑えられるピッチャーは、いないのですよ）

９回裏、やっぱり
先頭ウォーカーにライト前に打たれます。次の吉川にも、ライト前に打たれます。
普通の頭なら、ここで遠藤敦志を代えますよ、私は、先頭ウォーカーに打たれた時と思いましたが。

しかし、これが２年前から変わらない佐々岡真司監督です。
１テンポ２テンポ遅い、佐々岡真司監督の最大的欠点の特徴です。

岡本には、恐れて恐れて四球で、ノーアウト満塁です。

相手監督の原辰徳は、９回表高橋が、四球、ヒットで交代させています。
この回、追加点を入れられたら逆転は難しいと考えたのでしょう。
勝つために交代させたのでしょう。
これが勝負師の采配です。
ここが佐々岡真司監督との差というものです。

佐々岡真司監督ここでやっとターリーに交代です。
カープのピッチャーで、ノーアウト満塁で出てきて抑えられるピッチャーなんているのでしょうか。

ターリーは、ポランコ、中島に連打され１アウトも取れないでサヨナラ負けです。
（まぁ、想定内でしたが）

これで、この対東京読売戦３連敗が決まりました。

遠藤敦志

ほとんど低めに集まっています。
危なげない投球と思います。
安心して見ています。

２回裏、
先頭坂倉将吾、フルカウントから四球。
小園海斗、初球をライトポール際に２塁打でノーアウト３塁２塁。
礒村嘉孝、ショートフライ。
末包昇大、ライト前に２点先制だを放ちました。

カープ、遠藤淳志、調子いい様子。
初回、先頭丸に四球、どうなるかと思いましたが、後続を抑えました。
２回、３回は３者凡退。
４回、１アウトからヒット打たれたが、難なく抑えました。
５回、３者凡退。
６回、先頭メルセデスにセンター前。丸にもセンター前。連打されましたが、ウォーカーをセンター大フライ、吉川をショートゴロゲッツーに取りました。（危なかった）
７回、３者凡退。
８回、２アウトから代打中田に四球出しましたが、丸を空振り三振に取りました。

こんな好投した遠藤敦志、なんで勝ち投手にしてやる「采配」出来なかったのでしょうか？
個人の完封に拘ることじゃないでしょう、まず「勝つ」事を最優先することじゃないでしょうか。

佐々岡真司監督は、限界でしょうね。
まぁ、2年前からわかっていたことですが。
これで、ズルズルズルズル・・・どこへ行くのでしょうか、まぁわかっていますが。