8月6日、広島にとって特別な日です。
ピースナイター2019、応援団の鳴り物なしの試合でした。

小園海斗選手のように、小学生の修学旅行で広島に来て、原爆の悲惨さから平和を考えることが出来た選手もいます。
プロ野球選手をはじめスポーツ選手の多くが、こうして野球(スポーツ)ができるのも平和のおかげですとよく言います。

われわれファンも、応援するチームがあり、試合内容、結果にに一喜一憂できるのも平和だからこそと思います。

勝たなくてはいけない試合も、先発アドゥワ誠が好投し、5月19日の阪神戦以来の勝ち星をあげました。
2回表の横浜DeNAの攻撃だけが、不運というか失点しましたが、後の回は、キッチリとした投球でした。

初回、3者凡退に取り、今日はやるな、という期待感がありました。
しかし、2回表、1アウト後、5番ロペス、6番戸柱に連打されます。(1アウト2塁1塁)
7番石川にレフト前を打たれます。
ここで、松山竜平が後ろに反らし(エラー)、1塁ランナーまでホームに返ります(2失点)。
さらに、8番ピッチャーの上茶谷にまでセンター前に運ばれ、この回計3失点です。

いいピッチャーとは、味方のエラーで失点があっても、ふてくされることなく、後続をしっかり打ち取って、最少失点に抑えるものです。

アドゥワ誠は、ピッチャーに打たれ、余計な1失点がありましたが、今のカープは、強い時のカープです。
3点なら、大丈夫、という感じいっぱいです。

直後の2回裏、1アウトから6番會澤翼がレフトへ2塁打、8番小園海斗がレフト前で1点返します。
3回裏には、先頭1番西川龍馬の四球、4番鈴木誠也も四球で2アウト2塁1塁から、5番松山竜平がライト前で1点返します。

4回裏は、2アウトから9番アドゥワ誠がサードゴロ、何も一生懸命走らなくてもいいのに、1塁はきわどいタイミングでアウトでしたが、リクエストでセーフ。
西川龍馬まで回ってきましたが、なんとなんと、先頭打者でもないのに(?)レフトへホームランです。
2ランホームランとなって、逆転ですよ。

5回は、1アウト後、鈴木誠也がセカンドゴロ、これもきわどいタイミング、リクエストによりセーフになります。
松山竜平四球のあと會澤翼がセンター前タイムリーで1点追加、1アウト満塁から小園海斗がセンター前タイムリーで1点追加、この回計2点追加です。

リクエストで2回ともセーフ。
しかも、その後、タイムリーで、リクエストセ-フ後、4点取ったことになります。

流れはカープですね、リクエスト制度、万々歳です。

6回は、先頭菊池涼介がレフトへソロホームラン。
8回は、相手ピッチャー桜井がストライクが入らず押し出しの四球で1点。

9回表、フランスアが出てきました。
先頭代打仲井がセンター前に出塁。
お約束ごと、先頭打者を出します。

後続をピチャリと取り2アウト。
ここからがおまけ、代打佐野にセンター前に打たれ1失点。

今日も菊池涼介の大ファインプレーもあり、終わってみれば8-4の快勝でした。

カープは、オールスター以後は、カード初戦を取れるようになりました。
横浜DeNA、東京読売、中日、東京ヤクルト、東京読売(ここだけ負け)、阪神、そして今日の横浜DeNA。
成績も、15勝4敗。
初戦を取る、これが大きいですね。

この勢いを持続したいですね。

2019年 8月6日(火)18:00~ 広島 8-4 横浜DeNA (マツダスタジアム)
対戦成績8勝7敗1分、通算成績53勝47敗3分(3位、首位Gから1.0ゲーム差)

アドゥワ誠 7回29打者104球6安打3三振1四球1死球3失点0自責点、3勝4敗
今村猛 1回3打者19球1三振0失点
フランスア 1回6打者22球3安打1三振1失点
ホームラン:西川龍馬11号(4回=2ラン)、菊池涼介9号(6回=ソロ)