エースが好投し、打線が活性化、いつも打つ人も、普段打ってない人も打って勝つ。
序盤に得点、中盤追い上げられそうになったら、終盤ダメ押し。
投打がかみ合ってきました。

先発大瀬良大地、先頭をよく出しました(1回、2回、4回、5回)が、後続をしっかり抑えました。
失点は、6回、バレンティンの2ランのみ。

大瀬良大地、東京ヤクルト戦にはめっぽう強く、2014年のデビュー以来負けなしの12連勝です。
すごいものです。

こうなったら、カープの同一チームの連勝記録、1083年から1986年にかけて北別府学が記録した中日戦13連勝を抜いて欲しいですね。
打線は、2回、三好匠がレフトへのソロh-ムランで先制。
三好匠、いい刺激剤になっています、2試合連続のホームランです。

3回には、先頭2番菊池涼介のレフトへの2塁打に始まり、いつもよく打つ鈴木誠也、最近よく打つ松山竜平のタイムリー。そして8番小園海斗がプロ初ホームラン、しかも3ランです。
この回5点で、序盤に6得点です。

小園海斗、高卒1年目のホームラン。
カープでは、1983年にプロ野球史上初めて背番号「0」を付けた長嶋清幸が、1980年に記録しています(この時は背番号66でした)ので、39年振りとなり7人目です。

また、この日小園海斗は、
2回にセンター前、3回に3ラン、5回にセンターに2塁打、8回は空振り三振でしたが、9回にレフトに2塁打(2、3塁間でタッチアウトになりましたが)の4安打を記録しました。
高卒1年目の1試合4安打は、1993年のジャイアンツ松井秀喜以来26年振りの記録です。
カープでは、ドラフト制後では、初ということです。

6回にバレンティンの2ラン、7回に遠藤淳志が山田哲人に打たれ1失点しました。
3-6と追い上げられましたが、投打がかみ合ってきたカープ、
8回に先頭三好匠が四球を選び、代打高橋大樹のセンター3塁打、西川龍馬の左中間タイムリーで2点。
9回は、更にダメ押し、先頭バティスタが左中間2塁打、鈴木誠也、守備固めに入っていた野間峻祥が2ラン、などなどで4点。

7回以降は、遠藤淳志、今村猛、菊池保則が1点に抑えました。

投打がかみ合って、大量点勝利です。
カープとして乗ってきています。
これを止めないようしっかり采配して欲しいと思います。

2019年 7月26日(金)18:00~ 東京ヤクルト 3-12 広島 (神宮球場)
対戦成績7勝8敗、通算成績46勝45敗3分(3位、首位Gから6.0ゲーム差)

大瀬良大地 6回24打者102球5安打5三振2四球2失点、7勝6敗
遠藤淳志 1回5打者22球1安打1三振1四球1失点
今村猛 1回4打者13球1四球0失点
菊池保則 1回3打者12球1四球0失点
ホームラン:三好匠2号(2回=ソロ)、小園海斗1号(3回=3ラン)、野間峻祥2号(9回=2ラン)