山口翔、ドラフト2位入団の2年目、20歳、プロ初先発、山口翔に尽きます。
スピードはあるし、低めに決める。
腕も振れてる、いうことなしのピッチングでした。

2017年のドラフトの時の日刊スポーツ寸評に、
腕の振りが柔らかく、ストレートのキレ抜群。
将来性もあり、今後の成長がとても楽しみな投手。
と、書いてありました。

そのとおりの選手ですね。
頼もしい限りです。

初回、先頭宮本を空振りに三振、以降、ランナーを出しません。
3回、1アウトから8番中村の四球を出しましたが、4回、5回、6回とノーヒット、ランナーを出しません。
7回、2アウトから4番村上にショートオーバーのポテンヒット。
打たれたのは、この1本のみ。

素晴らしい内容です。
お見事です。

初勝利、おめでとうございます。

カープのエースになるべく道を目指して進んでください。

打線は、この山口翔を援護する形で、初回から全力発進です。
相手先発、カープが苦手としているライアン君小川に対し、
2アウトから、3番バティスタが、ライトに強烈ライナーのホームラン。
4番鈴木誠也がセンター前、ヒット&ランで西川龍馬がライト前、6番磯村嘉孝が左中間2塁打で2点追加、この回3点で山口翔を楽に投げさせます。

打線全開、
4回は、菊池涼介のレフト前タイムリー。
5回は、先頭鈴木誠也の四球から始まって、7番田中広輔のライト前、ピッチャーが代わったら打つカープ、久保に対し、8番安部友裕の代打小窪哲也が三塁線突破の2塁打、おまけに山口翔の振り逃げ、ワイルドピッチで1点、この回3点追加です。
6回は、田中広輔がバックスクリーン右に3ラン。
7回は、1アウト満塁から西川龍馬のファーストゴロの間に1点。
9回は、バティスタが今日2本目の2ランホームラン。
気が付けば、13点の大量点快勝で、山口翔のプロ初先発初勝利に花を添えました。

カープは、これで5月は、19勝4敗1引き分けです。
19勝は、カープ球団新記録です。

2019年 5月30日(木)18:00~ 東京ヤクルト 0-13 広島 (神宮球場)
対戦成績6勝5敗、通算成績31勝19敗1分(首位、2位阪神に3ゲーム差)

山口翔 7回23打者95球1安打8三振1四球0失点、1勝
菊池保則 1回4打者13球1四球0失点
中村恭平 1回4打者13球1安打1三振0失点
ホームラン:バティスタ13号(1回=ソロ)、田中広輔2号(6回=3ラン)、バティスタ14号(9回=2ラン)