新顔、初顔に弱いカープ。
ジャイアンツは、4戦で3勝、防御率も0.62のメルセデスを先発に持ってきました。
このメルセデス、右打者にはめっぽう強く、被安打率は1割3分です。
だが、左打者には、2割5分と打たれています。

選手層の厚いカープ、左打者を並べて対抗します。

これが効いたのか、初回から得点です。
2アウト後、丸佳浩が三遊間レフト前、左ではないが最近絶好調の鈴木誠也がレフトへの大ホームランです。

4回裏には、1アウト後鈴木誠也がレフト前、ここから左打者野間峻祥、松山竜平、西川龍馬が連打で2点追加します。

6回裏には、先頭野間峻祥、松山竜平、西川龍馬がまた連打で1点追加。
カープの作戦まんまと成功です。

先発・野村祐輔もこの先制得点をバックに悠々と投げます。
4回表、岡本にソロホームランを打たれましたが、キチンと抑えました。

7回表には、少しお疲れかヒット、四球、2塁打で2点を失いましたが好投でした。

圧巻は、7-3で迎えた8回表、この回から登板したジャクソンが、先頭にライト前、四球、レフト前でノーアウト満塁になりました。
ここで、へたに失点すると大量点逆転される可能性もあるいう場面です。

ジャクソンをここであきらめます。
わたしのこれは正解と思いました。

代わって、不調で2軍調整していた今村猛が一軍昇格後初登板です。
どうなるか多少不安なところもありましたが・・・・心配無用でした。

5番阿部を空振りの三振、6番長野の代打陽岱鋼も空振りの三振、7番山本をファーストゴロに取り点を与えませんでした。

今村猛は、9回も続投し、三者凡退に抑え、今シーズン、初セーブを挙げました。
終わってみれば、9-2の圧勝でした。

対ジャイアンツ戦、マツダスタジアムで13連勝です。
どこまで続くことやら、楽しみです。

2018年 8月10日(金)18:00~ 広島 9-3 東京読売 (マツダスタジアム、広島13勝4敗)

野村祐輔(6回2/3、27打者96球6安打5三振1四球3失点)→一岡竜司(1/3回1打者1三振0失点)→   ジャクソン(0/3回3打者2安打1四球0失点)→今村猛(2回6打者2三振0失点、1s)
ホームラン:鈴木誠也19号(1回=2ラン)、鈴木誠也20号(7回=2ラン)、田中広輔(8回=2ラン)