先発・野村祐輔、いつものキレがなかったように感じます。
毎回のようにヒット打たれていました。
これだけ打たれたら失点しますよね。

それでも、カープは、菊池涼介（初回、ソロ）、安部友裕（２回、ソロ）のホームランで、２点差負けで中盤まで来ました。

２点差なら、野村祐輔が少し粘っていれば、逆転できるだろうと思っていました。

その逆転がやってきました、７回表に。
先頭、堂林の外野フライをレフト（アルモンテ）とセンター（大島）がお見合いで２塁打になりました。
それから畳みかけるように、田中広輔がライト前に同点タイムリー、菊池涼介が左中間２点タイムリー２塁打で逆転、バティスタのレフト犠牲フライもあり　この回５点を入れ逆転です。（７－４）

そして、７回裏に登板したのが中田廉です。
問題は、この回です。（うまくやれば勝てたのは）

中田廉は、先頭３番アルモンテをセカンドゴロ、次のモヤには左中間２塁打を打たれますが、続く平田をキャッチャーファールフライに取り２アウトです。（ここまでは順調でした）
しかし、ここから打たれ続けます。

いまいちパッとしなかった野村祐輔の投球が伝染したようです。
打球も野手の間に飛んでいきます。（この打球が多いとろくなことありません）
連打されます。高橋、福田にも打たれ２点返されます。（点差は１点になりました）
中田廉も、アップアップの状態です。
このまま、投げ続けることは難しいと思いました。

わたしは、ここが交代時と思いましたが、何故か緒方孝市監督は続投させます。
結果は、バンバン打たれ続け、（田中広輔の悪送球もあり）、一挙に５失点です。
ここでやっと交代、出てきたアドゥワ誠も流れを制御できず２失点。

何ともぶざまな大量失点（７点）になりました。

どうも緒方孝市監督は、ここというときの投手交代がいつも遅いですね。
監督に就任した時からですが・・・・

「ここが勝負時」という感覚が鈍いのでしょうかねぇ。
ここらあたりは、ラミレス監督の方が上か？？？？

うまくいけば、勝てる試合でしたよ。
「あと一人だから、頑張ってくれ」という祈りの采配でしたね。
これが災いしたか？？？

2018年　４月２０日(金)18:00～　中日　１１－７　広島　（ナゴヤドーム、広島３勝１敗)

野村祐輔（６回、104球11安打２三振２四球４失点）→中田廉（2/3回７安打７失点、１敗）→アドゥワ誠（１回1/3、２安打１三振１四球１死球０失点）
ホームラン：菊池涼介４号（１回＝先制ソロ）、安部友裕（２回＝同点ソロ）