カードが変わって心機一転か。
不振の丸佳浩もセンター越え先制タイムリー2塁打も打ったし、中村祐太も、好投、もうちょっとで完投勝利だったし。

何はともあれ、カード初戦を勝ったのがよかったですね。

カープが苦手の今永、今シーズン初登板、を最初にガツンとやったのがよかった。
初回、田中広輔は見逃し三振に倒れるも、菊池涼介がライトへ2塁打、丸佳浩がセンター越えのタイムリー2塁打、4番バティスタ右中間タイムリー、久しぶりスタメン5番鈴木誠也が四球、6番松山竜平がライト前、いったい何点入るのかと思ったら、7番安部友裕はセカンドゴロゲッツーでオジャン。
結局2点でしたが、先制点を挙げたのがよかった。

あとは、中村祐太のでき次第と思っていましたが、その中村祐太、何と5回終了までノーヒットですよ。

その間、カープは、5回に會澤翼の1号ソロ、5回には、相手エラーもあったが、きちんと4点取って中押し点。

中村祐太、6回は、先頭から連打され、相手ランナーの凡ミスもあり、ゲッツー間の1点に抑えました。

完投勝利かと思われた、9回裏、先頭をショートゴロに取ったが、次打者にライト前、続いて四球、四球で1アウト満塁のピンチ、ここで中崎翔太に交代。
中崎翔太は、ファーストゴロの間に1点取られたが、キッチリ抑え勝ちました。

中村祐太、次は完投勝利目指してがんばってくださいな。

2018年 4月24日(火)18:00~ 横浜DeNA 2-7 広島 (横浜スタジアム、広島2勝2敗)

中村祐太(8回1/3、123球5安打5三振4四球2死球2失点、2勝)→中崎翔太(2/3回1三振0失点)
ホームラン:會澤翼1号(4回=ソロ)

【訃報】衣笠祥雄
衣笠祥雄さんが、4月23日、亡くなりました、71歳でした。(まだ若いですね、残念です)
上行結腸ガンのためだそうです。

「鉄人」の名前がぴったりの選手でした。
衣笠祥雄選手については、語りたいことはたくさんありますが、何といっても、わが「広島カープ」を初優勝に導いてくれた選手だったことです。

1975年(昭和50年)10月15日、夕闇せまる後楽園球場、時あたかも午後5時18分、広島カープは、球団結成26年目にして初優勝しました。
わたしは、3塁側内野席でこの瞬間を見届け、涙していました。

翌日、駅の売店に行き、スポーツ新聞を全部買い、当時住んでいた狭いアパートの部屋に全部広げて「本当に優勝した」ことを実感しました。

この「初優勝」という出来事は、「カープ昭和50年代黄金時代」の始まりでした。

このシーズンの打順は、記憶の限り記すと
4 大下剛史
6 三村敏之
3 ホプキンス
8 山本浩二
5 衣笠祥雄
9 シェインブラム(シェーン)
7 水谷実雄
2 水沼史四郎
1 外木場義郎
だったと思います。

池谷公二郎、佐伯和司、金城基泰、渡辺弘基、宮本幸信、山本一義最後の年でした。

衣笠祥雄さん、わたしはあなたを忘れません。
ご冥福を祈ります。