甲子園の左側スタンドが真っ赤になった中、緒方孝市監督、11回も宙に舞い上がりました。
広島東洋カープ、1979年(昭和54年)、1980年(昭和55年)に続く、連覇です。

今年は、フライングの祝勝会をやったので、(9月14日、9月16日)、今日はじっくり試合を見ていました。(酒を飲まずに)

胴上げのシーンを見たあとは、刺身盛り合わせを買いに行きました。
じっくり、優勝をかみしめながら、うま酒を酌み交わしました。

試合は、息づまる雰囲気でした。
初回、先頭・田中広輔四球、誕生日である松山竜平がセンター前タイムリーで先制。
4回には、ピッチャー野村祐輔のスクイズで、2点目を挙げました。

野村祐輔、粘って、6回くらいまで頼むよ。
と、願っていたら、直後の4回裏、阪神の5番中谷にセンターオーバーにソロホームランを浴びました。
1点差に追い上げられましたが、野村祐輔、約束どおり(?)6回まで粘りました。

しかし、7回裏、代わったばかりの一岡竜司が、先頭・代打陽川(←誰?)に、ソロホームランを浴び同点にされます。
これで、流れは阪神に。(ヤバイぞ!これ、直感しました)

8回表、今度はジャクソンが、先頭・2番上本にレフト前。
打順は、クリーンアップに続きます。
しかし、1塁ランナー上本を、けん制死させます。
これ、効きましたね。ジャクソン、あっぱれ!。
これで流れは、再びカープへ。

8回裏、ピッチャーが代わったら打つカープ。
先頭・菊地涼介、丸佳浩と連続四球を選びます(打ったのと同じ)。
1アウト後、この日スタメン5番のバティスタが、三遊間を破りレフト前にタイムリー。
1点勝ち越しです。
続く、安部友裕は、鋭い当たりのファーストライナーでゲッツーでした。
これが抜けていたら、楽勝というところでしたが・・・・・

でもここまできたら、カープの流れ、9回裏、中崎翔太が3人を打ち取り、優勝を決めました。

わたしは、胴上げのシーンを見て、やっぱりジーンとくるものがありますね。
ほんとうに連覇したんだな、ということが実感として伝わってきました。

うれしい、うれしい、うま酒です。

広島東洋カープ、栄冠は我にあり!
カープ第2次黄金時代の始まりを感じます。

2017年 9月18日(月・祝) 14:00 阪神 2-3 広島 (甲子園)

野村祐輔(6回、106球6安打3三振1失点)→一岡竜司(1回1安打1三振1失点、6勝2敗)→ジャクソン(1回1安打1三振0失点)→中崎翔太(1回1三振完璧、8s)

※2連覇
わたしは、正直今年は優勝するとは思っていませんでした。(シーズン前)
連覇というのは、大変難しいものです。
特に、川上哲治監督の9連覇以降は。

カープは、若い選手が多く、研究されたら苦しいと思っていました。
しかし、「カープの若さ」は、これを越えてくれました。
黒田博樹の引退、ジョンソンの出遅れ、何のその。

鈴木誠也が4番定着、藪田和樹、岡田明丈の躍進、要所要所で活躍する若鯉たち。
見事なまでのチーム力のレベルアップでした。

最近のセリーグ3連覇は、1912年~1914年の原辰徳監督のジャイアンツです。
目指せ3連覇ですね。

その前に「日本一」を決めなければ、ですね。