カープ、藪田和樹。
オリックス、金子。

久々に息づまる投手戦の醍醐味を経験(見ました)しました。

お互いにスイスイ投げて、ランナーを出しません。
出しても、点の入る気がしません。

こうなると、よくいわれている、ホームラン一発、エラーがらみで決まる。
のではないかと見ていました。

それがどちらに出るか?
最後、オリックスに出ました。

8回裏、先頭8番會澤翼が打った打球は、セカンド後方、センター。ライト前にフラフラと。
セカンド西野がバックして捕った、と思ったがポロリ。

これを活かさなきゃ、この試合勝ちはないぞ!と、おもいましたよ、わたしは。

9番好投の藪田に代えて、代打石原慶幸。(その前にランナーも天谷宗一郎に代えています)
もうここは送りバントしかない、という誰が見てもミエミエの作戦。
ところが石原慶幸、1回、2回とバント失敗。
3回目に高めのボールをやっと成功、よくやってくれました。
(勝因は、このバント成功かも知れません?)

バッターは1番に帰って田中広輔。
田中広輔、ここまでファーストゴロ、四球、キャッチャーファールフライ、
ライトへホームラン性のファールフライのあと、ライト線ギリギリのタイムリー2塁打を放ちます。
(やっと得点が入りました)

もう1点欲しいカープ、続く菊池涼介はピッチャーゴロで2アウト。
丸佳浩はレフト前に打つが、前進守備のため、走者田中広輔ホームに帰れず3塁ストップ。(2アウト3塁、1塁)
4番鈴木誠也の一振りに期待がかかりましたが、そこはエース金子、そうはさせ時とセンターフライに抑えます。

9回表、今村猛は四球、ライト前にヒットを打たれますが(2アウト3塁、1塁)、PHマレーロを空振りの三振に取ってゲームセット。

息づまる投手戦は、藪田和樹に軍配が上がりました。
藪田和樹、3安打11三振を奪って、岡田明丈と並ぶ6勝目を挙げました。

2017年 6月13日(火) 18:00 広島 1-0 オリックス (三次きんさいスタジアム)

藪田和樹(8回、115球3安打11三振2四球無失点、6勝1敗)→今村猛(1回1安打2三振1四球無失点、12s)