先発横山弘樹、初回初っぱなからエラー(記録はヒットだが)で先頭打者を出し、3連打と犠牲フライで3失点。
きょうは、これで負けと思ったが、カープもこの裏、田中広輔から4連打と安部友裕の3塁打で4点と逆転しました。

わたしは、今日の横山弘樹だと、大量失点だと思っていました。
しかし、緒方孝市監督は、続投させました。
どう考えても、続投は無理でしょう、初回の投球を見れば。
これこそ、火を見るより明らかです。

この心理はどうなんでしょうか。
緒方孝市は、先発投手は、6、7回までは何が何でも投げ続けさせるという考えでしょうね、去年からの采配を見ていると。

ここでは、調子の「見極め」というのが一切ないです。
2回表に失点するか、抑えるかでは、今後の展開は大違いです。
たまたまカープが逆転したから、ということか。

前田健太や黒田博樹のように試合中に修正出来るピッチャーであれば、続投もありでしょう。
しかし、新人の横山弘樹では、まだできないと思います。

なぜ、2回表からスパッとピッチャー交代しないのでしょうか。
一軍登録したばっかりのヘーゲンズを試しに使ってみるとかあるでしょうが・・・・

それと3回裏、エルドレッドのソロホームランで反撃体勢か!となった4回裏、先頭會澤翼がヒットと反撃ムード。
しかし何ということでしょうか、オスカルをバッターボックスに。(4点も負けているのですよ)
なぜ「勝とう」としないのでしょうか。
なぜ代打を送らないのでしょうか。

相手ピッチャーも不調のメッセンジャー(カープ打線も打っています)です。
逆転の可能性があります。

ここらあたりの「見極め」が、緒方孝市にはないのでしょうか。
ないすね。(去年から見ててわかりますね)
しかも、バント失敗のあとに強攻、結果送りバント失敗。
なんという「策」なんでしょうか。

ここは、1点取りにいくのではなく、追いつくか逆転狙いでしょうよ。

オスカルは、ここ何試合も打たれていますよ。
なぜ続投?
なぜオスカルのこだわるの?

昨年不調だった選手は、修正しているのに、監督が同じことしているようじゃ進化、進歩ないですね。

せっかくメッセンジャーが投げているうちに同点、逆転するチャンスがあったのに、監督の「采配」で勝ちをみすみす逃がしたようなものです。

4月22日(金)18:00 広島 9-12 阪神 (マツダスタジアム)
横山弘樹(1回2/3、61球9安打2三振1四球1死球7失点、1勝1敗)→中田廉(1回1/3回3安打1三振1四球2失点)→オスカル(2回5安打2失点)→ヘーゲンズ(2回1安打1三振1死球1失点)→永川勝浩(2回1安打2三振無失点)
ホームラン:エルドレッド5号(3回=ソロ)、松山竜平1号(5回=2ラン)、エルドレッド6号(6回=ソロ)