試合の結果的には、黒田博樹が4回表、このシリーズ初スタメンのエリアンに2ランを打たれたのが敗因です。

しかし、わたしは、初回のカープの攻撃が「敗因」だと思います。
このシリーズ絶好調の田中広輔が、センター前ヒットで出塁します。
これだけで、先制点が入る確率が高くなりました。

2番菊池涼介、ここは当然、送りバントで田中広輔を2塁に送るものと思っていました。
しかし、菊池涼介は、バントの素振りも見せません。

日頃、「普段通りのカープの野球をやる」と言っていた緒方孝市監督です。
このシリーズも田中広輔が出て、菊池涼介が送って、3番ないし4番が返すという普段通りの野球で勝ってきたのがカープスタイルです。

なんで菊池涼介に対して、強攻策に出たのでしょうか。
この致命的な「采配ミス」が最後まで響いたとわたしは思います。

結果は、エンドランをかけたがファーストフライでした。
なぜ、普段の采配をしなかったのでしょうか?
疑問が残ります。

「勝っている時は変えるな」
これ、勝負の鉄則です。

歯車が狂った、リズムも狂ったチームは、何をやってもダメ。
骨折かなんかで絶不調安全牌の梶谷にタイムリーを打たれます。
6回菊池涼介の三振で1塁ランナー田中広輔が飛び出してアウトになります。
カープ唯一のチャンス、8回の攻撃(2アウト満塁)でも新井貴浩のフェンス際ライトファールフライをケガ人梶谷にフェンスにぶつかりながら捕られてしまします(美技)。

シリーズ全体の流れとして、歯車が狂う兆候が出てきました。

気持ちも考えもキッチリ切り替えて、普段のカープスタイルをやりましょう。
あすも負けるようだと、勝率5割にも達していないチームが日本シリーズ進出!!
ということになるかも????

ここは、キッチリ明日で「ケリ」を付けましょう!!!。

10月14日(金) 18:00 広島 0-3 横浜DeNA (マツダスタジアム)

横浜DeNA 0 0 0 2 1 0 0 0 0 =3
広島     0 0 0 0 0 0 0 0 0 =0

黒田博樹(5回、89球7安打2三振2四球3失点、1敗)→大瀬良大地(1回1安打2三振無失点)→一岡竜司(1回1安打無失点)→九里亜蓮(1回2三振無失点)→福井優也(1回1三振無失点)

※カープ、3勝1敗