先発、九里亜蓮、別人のような好投でした。
出足はどうなることか?と思いましたが。
まぁ、今シーズン初登板だから無理もないかと。

先頭高山にセンター前に打たれます。
次打者上本をショートゴロゲッツーに取り、こりゃ昨日、一昨日と違うなと思ったら、二者連続四球、オイオイ、だが次原口を三振に取りなんとか無失点に終わりました。

その裏カープは、相手先発能見に対して、田中広輔がレフト前、菊地涼介がレフト線2塁打、丸佳浩ライト前とカープの誇るタナキクマルで2点先制。
今シーズン初めてカープらしい得点シーンでした。

九里亜蓮は、3回糸井にホームランを打たれたものの、気迫のピッティングで6回をこのホームランの1点に抑えました。

圧巻は、5回表、先頭高山を三振にとったものの、レフトへ2塁打、死球、四球で1アウト満塁のピンチ。
ここで原口をサードゴロゲッツーに取りました。

次の6回表も、先頭鳥谷にライト前に打たれるも、次打者北條をまたまたゲッツーに打ち取りました。

1回、5回、6回と3回のゲッツー、昔の九里亜蓮には考えられないピッチングでした。

打線もタナキクマルを中心としたカープらしい攻撃(先制、追加点、終盤一挙にダメ押し)で、久しぶり(といっても3戦目ですが)に快勝です。
堂林翔太も代打で2点タイムリーですからね。

これで、開幕カード勝ち越し、まずまずの開幕戦でしょう。
1、2戦は、ドタバタでしたけど。

2017年 4月2日(日)13:30 広島 9-1 阪神 (マツダスタジアム)

九里亜蓮(6回、115球6安打8三振3四球1死球1失点、1勝)→今村猛(1回、無安打2三振無失点)→藪田和樹(1回1三振1四球無失点)→ブレイシア(1回1安打1四球無失点)

※安心して見られた試合でした。