大瀬良大地、すんなりと5勝目、おめでとう。
と、しなければいけない試合でした。

6回終了時点で、6-1、5点差リードですよ。
5回裏、6回裏で相手のエラーに乗じて1点、4点を追加しました。
カープらしい攻撃で、大瀬良大地が楽に投げられるよう援護したんですよ。

それを、7回表、先頭4番ロメロにセンターバックスクリーンに打ち込まれました。
これはしょうがないと、気持ちを切り替えればいいものを、引きずったのでしょうか。
1アウト後、6番モレル、PHマレーロに2塁打を打たれ1失点、計2失点です。

ここで流れが大きく変わりました。
次の8回、必勝リレーであるはずのジャクソンまで連鎖反応でしょうか、打たれます。
1アウト後、伊藤の打球は、ライトに低い弾道、これを照明が目に入ったのか、鈴木誠也が捕れません。
次打者安達がライト線2塁打、4番ロメロに2打席連続のホームラン(3ラン)を打たれ、瞬く間に同点です。
必勝リレー投手陣(中崎翔太、ジャクソン、今村猛)、少しお疲れモードなのでしょうか。

これで大瀬良大地の勝ちはパー。
7回表、きっちり気持ちをい切り替えていれば・・・・となりました。
大瀬良大地、まじめな性格なんでしょうかねぇ。
もっと、大雑把になってもいいのに、こういう場面では。

打線は、追いつかれたあとは、サッパリ。
流れは、オリックスのまま。
わたしは、延長戦で誰かが打たれ、延長負けと思っていました。

が、カープ延長リリーフ陣(中田廉、一岡竜司、九里亜蓮)が、踏ん張ります。
特に、11回に登板した、一岡竜司。
先頭打者に、ライト前打たれ、こりゃヤバイと思いましたが、後続を三者空振り三振。
これで、少しは流れが変わったと感じました。
12回は、九里亜蓮が、これも鬼気迫る感じで、見逃し三振、見逃し三振、ピッチャーゴロに仕留めます。

そして、12回裏、先頭4番鈴木誠也が、左中間スタンドにサヨナラソロホームランです。

大瀬良大地が楽に勝っていた試合、流れがオリックスに変わった試合、それを延長リリーフ陣が頑張り流れを少し戻し、結末は去年の再現。

最後の最後で勝った試合でした。

2017年 6月14日(水) 18:00 広島 7x-6 オリックス 延長12回 (マツダスタジアム)

大瀬良大地(6回2/3、101球7安打3三振1四球3失点)→中崎翔太(1/3回無失点)→ジャクソン(1回3安打2三振3失点=同点3ラン)→今村猛(1回1安打1三振無失点)→中田廉(1回1安打1三振無失点)→一岡竜司(1回1安打3三振無失点)→九里亜蓮(1回2三振無失点、5勝4敗)
ホームラン:鈴木誠也14号(2回=同点ソロ)、鈴木誠也15号(12回=サヨナラソロ)