先制されたが同点にしたが、延長10回勝ち越され連敗です。

この敗戦の要因は、今村猛を2イニング投げさせようとしたことです。
いわゆる「回跨ぎ」です。

わたしは、10回表、マウンドに今村猛がいたことで、こりゃ、負けると直感しました。

わたしは、長く野球(特にカープですが、もちろん)をみてきましたが、いつも終盤投げるピッチャーが「回跨ぎ」して好投したことを見たことがありません。
(何回はあったと思いますが、わたしの記憶には、ないに等しいです)
別にデータを取ったことありませんけど、記憶のなかのデータでは、ほとんどのピッチャーが成功していません。

同点の9回表は、5番ロペスをピッチャーゴロ、6番倉本をショートゴロ、7番白崎を空振り三振、と見事に片付けました。

しかし、やっぱりというか案の定、10回表、先頭8番戸柱にセンター前、続く代打乙坂は3バント失敗に終わりましたが、1番桑原、2番石川と連続四球で1アウト満塁。
もうストライクが入りません、見ててアップアップの状態。
3番梶谷に前進守備の頭を越されセンター前です。
ここで交代した飯田哲矢に4番筒香がレフト犠牲フライで2点目。
これで万事休すです。

まぁ、監督としたらあと3回を考えて、9回すばらしい投球をした今村猛にもう1回託す気持ちは分からなくないけど、わたしの頭の中のデータでは「絶対よくない」です。

まだピッチャーも残っているだけに、もったいない敗戦だと思います。
他のピッチャーが打たれて負けたのなら納得しますが・・・・・

先発・大瀬良大地、ボール先行で不安定な立ち上がりでしたが、2回表、連打からショートゴロ→セカンドアウト、菊地涼介がホームに投げましたがセーフ。
この回をこの1失点だけに抑えました。
徐々に調子を取り戻していましたが、7回表、田中広輔のエラーからの失点(2アウトから戸柱に打たれ、井納のポテン、ワイルドピッチで2失点)は悔やまれます。

その裏、松山竜平の3塁線突破の2塁打から、安部友裕がライト前タイムリー、(松山、安部は井納に相性がいいとしてスタメン?)、代打小窪哲也がバットを折りながらライト前へ2点タイムリーで同点にしました。

それだけに、エラーが原因で相手に余計な点を与えたことが後々まで響きました。

その前に、井納を打てなかったのがいけません。
先頭打者を3回も出したのに・・・・後続が音なしでした。
反省点の多い試合でした。

2017年 4月20日(木) 18:00 広島 3-5(延長10回) 横浜DeNA (マツダスタジアム)

大瀬良大地(7回、118球5安打8三振1四球3失点1自責点)→ジャクソン(1回1三振完璧)→今村猛(2回1/3、2安打2三振2四球2失点、1敗1s)→飯田哲矢(1/3回無失点)→一岡竜司(1/3回無失点)

※2連敗
昨年は、連敗しないカープで優勝まできました。
明日は、新人加藤拓也に託すことになりました。
打線下降気味のカープ。
どうなることやら。