試合後の緒方孝市監督のコメント
「同点になった場合を考えて、守備固めしなかった。負けたけど野手も投手も力を出し切ってくれた」
だって。

これがプロ野球の監督の言葉ですかねぇ。

プロ野球は、勝つために何をやるか!!!です。
「勝つためには、あらゆる策の中からその時点の最善なものを選んで実行する」
これですよ。

最初から同点になった場合だと。これを危機管理と思っていたら大間違いです。
「勝つ」ために最善を尽くす。

1点差で絶対勝つ!
こういう野球をなぜしないんですか。
「勝負感」のない監督さんだこと。

最善を尽くしての負けならいいです。
でもこれじゃぁ、最初から負けに行っていると同じです。

わたしが、こう思ったのは、6回裏、先頭打者戸田隆矢をバッターボックスに送ったことです。

戸田隆矢は、福井優也のあと5回表から登板。(この時点で、3-5でカープは2点差で負けています)
戸田隆矢は、負けてる状況で気楽に投げたのか、三者凡退に抑えます。
その裏5回裏、エルドレッドの2ランなどで5点を取り逆転です。(今度はカープ8-5、3点リード)

6回表、戸田隆矢続投です。ここまではいいです。
先頭、中村に対して四球です。
続く、代打比屋根にレフト前に運ばれます。
このあたりからおかしくなります。こりゃヤバイなっと直感しました、わたしは。
ボールが思ったところにいきません。
やはりというかやっぱり、好打者山田に打たれ、1点返されます。
ここまではまぁいいでしょう。あとは締めて、1失点だけで終わりました。
でもこの時点、いや連打されたあたりからイッパイイッパイでした、戸田隆矢は。
戸田隆矢君、よくやった、お疲れ!

と、思っていたら、先頭戸田隆矢に代打を出さずそのまま打席に立たせます。
2点差に追い上げられたのだから、(戸田隆矢の調子=不調)追加点を狙うべき策(代打)を取るべきじゃないの。

次の回も連打されて降板。なんのために打席に送ったの。
見極めのなさ、勝負感のなさ、昨年そばにつきっきりで学んだであろう前監督とそっくり。

こんなことを監督がやっていたから流れが変わってきたのですよ。

負けに必然性あり。

5月24(日)13:30 広島 8-9 東京ヤクルト (マツダスタジアム)
福井優也(4回87球8安打1三振2四球、5失点)→戸田隆矢(2回1/3、4安打2三振2四球1失点)→ザガースキー(2/3回2三振1四球)→永川勝浩(1回2安打1三振1失点)→中崎翔太(1回2安打1四球2失点、3敗)
ホームラン:エルドレッド1号(ソロ=2回)2号(2ラン=5回)


先頭打者に四球、これがカープのピッチャーの弱いところ。


ヤクルトの打者はよく粘ります。
2ストライクから、ファールファールで粘り、ピッチャーが根負けしていい球が来るのを根気よく待ちます。
そしてカッツーーーーン。

打席で淡泊に空振りを繰り返すカープの打者たちよ!
見習え!!!!!!
もっともっと粘れ、粘れ。